2電工 進捗#21 筆記勉強(まとめ)

■電線管や外装に束ねる本数と許容電流
線数が増えると許容電流を下げる 

電流減少係数の覚え方 サン=ナナ ヨン・ロク サン=ゴロゴロ
3本 0.70 ←これ基準で、以下0.07ずつ減る。
4本 0.63
5、6本 0.56


電線の許容電流は、単線で
1.6mm 27A ←居ろニーナ
2.0mm 35A ←235
2.6mm 48A ←踏む芝


■リアクタンスとインダクタンス
いっつもごっちゃにしてしまうので整理。

・リアクタンス X
→電気抵抗と同次元。
 オーム則に使うのはこちら。単位はオーム。
→誘導性リアクタンスXLと容量性リアクタンスXcがある。

・インダクタンス L
→インダクタの特性値。
 誘導性リアクタンスXLは、インダクタンス×各周波数。ωL
 つまり周波数には依存するのはリアクタンスの方。
 ★直流だと、ω=0なのでXL=0。即ち短絡。

キャパシタンス C
キャパシタの特性値。
 容量性リアクタンスXcは、1/ωC
 ★直流だと、ω=0なのでXc=無限大。即ち開放。

★まとめ
 リアクタンスXは抵抗と同じ次元。オーム則適用。
 誘導性ωLと容量性1/ωCの区別は、直流(ω=0)でイメージすればよい。


インピーダンス
インピーダンスZ…要するに電流の通りにくさの総称。
直流ならRだけ考えればいいが、交流ならばコイルとキャパシタを考慮したリアクタンスXとして捉える。
なのでオーム則のRがZになったりXになったりするのは、そもそもV=IZが起点、でイメージすれば良い。
このZがRだったりXだったりする。

もひとつ注意が要るのは、「電気を消費するのはRだけ」という点。
具体的には、電流/電圧を計算するには合成インピーダンスを使うが、消費電力に使うのはR。この使いわけが大事。

概念を整理すると
インピーダンス
 ・R レジスタンス ★電気を消費するのはコイツだけ。
 ・X リアクタンス
  ・XL 誘導性 ωL
  ・Xc 容量性 1/ωC
   角周波数ω=2πf